アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。イラストはのをか様(Twittter@nowoka_)に描いていただきました。

東京 国立新美術館で行われていた東京五美術大学連合卒業・修了制作展(五美大展)へ行ってきました

 

東京の五美大の卒業制作を一度に見られるとてもお得な展示です

www2.tamabi.ac.jp

東京の国立新美術館で行われていた東京五美術大学連合卒業・修了制作展(五美大展)へ行ってきました。

 

東京五美大とは

  • 武蔵野美術大学
  • 多摩美術大学
  • 女子美術大学
  • 東京造形大学
  • 日本大学藝術学部
    (順不同)

の5つの大学の大学のことで、この卒制展では各大学のファインアート作品が集結しています。

ちなみに五美大に東京藝大は含まれておらず、大学の卒業制作展に行くしかないです。(多分)

www.geidai.ac.jp

また、この五美大展はファインアートの展示のみとなっており、デザイン系に関しても大学で行われる卒業制作展に足を運ばないと見れません。

五美大まで足を運ばなくても一気に作品を見れるのが魅力

本当は五美大すべての大学へ足を運び卒業制作を見てみたいのですが、どうしても日程や時間の問題で難しいので、東京の中心、六本木で展示をしてくれるのは本当にありがたいです。

www.tokyometro.jp

乃木坂駅の6番出入口から直結でとても便利です。

一日中鑑賞する予定であれば、乃木坂駅にはあまり食事のできる場所が無いので、千代田線で赤坂か表参道へ移動して食べると捗ります。

作品について


丸本彩登さん作『赫奕』

美術館展示なので、この手の大作品はスペースを気にすることなく置くことが可能で、鑑賞する側としてもゆっくり楽しめたので良かったです。

日本画好きですが、とにかくたくさんの日本画を鑑賞することが出来て大満足。

小川慧さん作『表情と台詞と無限の可能性』

ただ、こういったタイプの作品だとどうしても壁に付けて展示するしかないので制約が生まれてしまいますね。多摩美生の作品ですので大学での卒業制作展(3/21~3/23)で、どのように展示させているのか改めて見てみたいです。

吉田沙織さん作『無意識を意識する』

この方の作品は多摩美の芸祭で実際に見ていて、カッターを編んだ布? の表現で痛々しさ、鋭さ、排他感を感じたなかなか良い作品だったのですが、その際には被せてなかったビニールのようなものが五美大展では被せていて、安全のためだとは思うのですが作品の魅力が半減してしまっていたのが残念でした。

どうしても美術家という展示場所の性質上、安全管理は厳しく、私がここで初めて知った作品の中には思ったような表現、展示方法が実現出来てないものも沢山あるのかなぁ、などと思いました。

他にも土の持ち込みが不可で、土を使った作品なのに土が無いという残念なものになっているものもありました。

やはり作者の100%に近い作品を見るなら五美大展だけではなく、大学の卒業制作展も見るべきでしょう。

あずま(@fmssk1)さん | Twitter作『蚕影(こかげ)』

ちょっとイラストの仕事を頼んでいるあずまさんの作品です。

まだ卒展前でネタバレできないのですが、ちょっとセンチな気分になる作品でした。

大学によって展示方法が結構違うと思った

実は今回とても良いと思ったのは女子美の展示でした。

ムサビ、多摩美はどうやら1人1作品のみの展示のようで、なるべく多くの人の作品を並べる、というスタンスかなと見受けられたのですが、女子美は複数作品を展示していて、その人の作品のテーマ性が感じられたり、展示方法自体も写真のように立体を真ん中に置いて統一感を出したり、五美大の展示としては統一感を出せているなと感じました。

流石に資金的、時間的に厳しいので、来年度は東京の展示を見に行く回数は減らそうと思っているのですが、女子美の芸祭か卒展には行ってみたいですね。

KANJI(@K931201K) さん | Twitter作『ヒマラヤ未踏峰探検』

この方の作品、ムサビの芸祭でナイル川最長源流を見て無茶苦茶面白かったので、いつか他の作品も見てみたい。

 

後記:弾丸旅行はやめよう

流石に風呂は入りたい。

あと、調子に乗ってサイゼリヤで飲み過ぎるな。

大崎広小路で降りて大崎駅西口まで歩くところ、寝過ごして五反田からダッシュしたのですが寸でのところで成田シャトルに出発されてしまいました。

その後朝まで戸越のネカフェで仮眠。つらい。

travel.willer.co.jp

それでも東京から発車するバスと違って、大崎周辺なら深夜でも生存可能領域が多く、リカバリ効きやすくて良いです。おススメ。