今更ですいませんが、今秋に芸祭に行ってきました。芸祭の歩き方について、多摩美の場合。
秋は芸祭!
もはや、私の年間スケジュールに真っ先に予定が入る芸祭。これは外せないです。
今年は関西地方も抑えようと思ったのですが、ちょうど仕事が地獄のように忙しい時期で鉄板の東京藝術大学、武蔵野美術大学、多摩美術大学だけ行きました。来年こそは関西の美大や日芸も行きたい。まずは11月3日~5日まで行われた多摩美の芸祭について私なりの見方を書いていきたいと思います。
わりとSNSへの対応がすすんでいた
今までの芸祭では基本的に写真撮影可能で、二次利用に関しては言及されていなかったのですが今回の芸祭では二次利用時に作者の明記が必要だったり、SNS対応が確立された印象です。
個人的には作者も合わせた紹介というのはけっこう大変かもしれない…。作者によって二次利用自体が禁止だったりと統一されていないのでTwitterとかでのインスタントな掲載の場合躊躇してしまいそうですよね…。
でもまぁ、これがまず第一歩な気がします。来年あたりは統一のアイコンが制定されてたりすんじゃないだろうか。
でもまあ、基本的にはほとんど撮影OKな感じでした。
また、以前はSNSも芸祭専用アカウントを用意しているものがほとんどで、その人の作品を追うことができなかったのですが今年は普段使用しているパブリック用アカウントを掲示している人が多く、その後も追えるようになったのでとても良いです。
コミティアに出店している人が多いので、次回のコミティア123ではグッズ買いたいですね。
多摩美はまずテキスタイルパフォーマンス(通称テキパ)を抑えろ
多摩美と言えば絶対に注目すべきはテキスタイルパフォーマンス。
多摩美の芸祭で最も注目されるイベントで、テキスタイルを魅せるパフォーマンスを行います。
実は前回行ったときはあまり注目してなく見れてなかったのですが、かなり人気で早めに取っておかないと見れないこともあるみたいです。なので3日間のうち平日に行ける方は早めに見て、なんなら千秋楽のチケットも取っておくべきです。こういうの演劇でもないし、あまり見たことないので新鮮でした。
初回公演でこの行列…。
ただ今年は消防との打ち合わせ不足で空間演出がかなり削られてしまっており残念…。
これは来年、もう一度見に来ないといけませんね。
このテキパの制作風景も展示の中であるのですが、各シーンごとに複数人のチームで制作していて相当手が掛かっています。衣装だけでなく振付や化粧など、本当に大変だと思う…。
ぜひぜひ多摩美の芸祭に行ったときにはまず、テキパのチケットを抑えてからスケジュールを立てていくことをおススメします。
あとフリマで欲しいものがあったら早めに買っておく
これも早めに抑えましょう。特に初日の平日は人が少ないし、まだ全く売れてないのでチャンスです。
これが日が進むごとにどんどん商品数が減っていきます。午後から日が暮れてくると商品が見えなくなったりもするので、いずれにせよ最初にフリマで欲しいグッズを買ってしまうのが吉でしょう。
私なんかは雑貨やカバン、Tシャツがメインになりますが女性なんかはアクセサリーや服などとても充実しています。
まずフリマを抑えておいて間違いないでしょう。
まず初めに自分の好みのジャンルを抑えよう
芸祭はほぼ全学生が作品を作っているので当然めちゃくちゃ展示数が多く、映像や演劇等も抑えて全部見ようと思うと3日では足りないくらいです。
まぁ一般的には知り合いや家族が作品を見に来ている人が多いのでそういう人たちには問題ないですが、芸祭にハマってしまった私みたいな人はやっぱり全部見ないともったいない! 知らない魅力的な作品に出会いたい! となります。
好きなジャンルがあるならまず見に行きましょう! 私の場合は版画、日本画、デザインですね。
特に好きなジャンルはない、という方はまずデザインを攻めましょう。デザインはとにかく誰でも楽しいと思います。
ちなみにこれは展示大賞を取ったコンピニ24です。
この展示はめちゃくちゃ本格的で展示大賞は私もコンピニに投票しようと思ってました。結局時間に追われて投票できてないけど、やっぱり皆さん評価してたみたいですね。
3日間、楽しんだら気に入った作者をフォローしよう
最後はこれですね。なので気に入った作品があったら必ず作者情報も写真撮っときましょう。人によってはコミティアやデザフェスに出店してたりするので追いかけられます。
多摩地方の人は無料出し行くべき!
当然学園祭なので基本無料。無料でも十分楽しめます。
多摩美術大学へは橋本駅か八王子駅からバスで行くことができます。
どちらでも選べるなら、駅からの距離が近い橋本駅のほうが便利かと思います。
路線バスはどちらも満員でとても疲れますので…