コロナショックでめちゃくちゃ資産減ってますが…
投資で肝要なのは、相場急変時に狼狽しないこと
「敗者のゲーム」という本がありまして、この中に「稲妻が光る瞬間」を逃すな、というのがありまして。
著者のチャールズ・エリス氏は「過去72年間のうちベストの5日を逃すと、利益は半減する」と指摘しています。
株式投資をしている人には株価が上昇するときは徐々に上がっていくが、下がるときには一気に下がる、と勘違いしている人もいますが、これは間違っていて実際には株価の値動きはほぼ正規分布、つまり暴落の裏で、同じくらいの暴騰がほぼ同じ確率で起きています。
この瞬間を逃すと投資の利益を大きく毀損してしまうのです。
1カ月間のS&P500のラインチャートになるのですが、コロナショックで株価が急落してもしていますが、そのあとに大きく反発していますし、その後も大きく株価は変動しています。
株価の急落があると、そのあとしばらくの間、市場は正しい市場価格を探して大きく株価が動く日々が続きます。この時期に狼狽して売買を繰り返すのではなく、平時と同じように決まったペースでの積立を心がけましょう。
ましてやポジションを解消してしまい、現金を増やすのは完全な悪手です。「稲妻が光る瞬間」をみすみす失うことになるためです。
どっしりと構えて、市場から離れないようにしましょう。
私の現状
けっこう辛いことに…。コロナショック前には840万ちかくの資産があったにも関わらず、現在は670万程度と170万円近く資産を減らしています…。
特にCFDで運用していた証拠金薄目のものがガンガンロスカットされてしまって40万近く失ってしまいました…。
この暴落に合わせて、前から懸案だった低位優待株をいくつか売却しました。
TAC、ヴィレッジヴァンガード、コックス、シダックス、ジーフットですね。
これらはemaxis slim 米国株(S&P500)に振り替えた感じです。
どうしても減った額を気にしてしまいがちですが、全体の資産状況から考えればまだまだ盤石です。
今はとにかくじっと待ち、また株価が復調してくる時を逃さないようにしたいです。