アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。イラストはのをか様(Twittter@nowoka_)に描いていただきました。

なんか皆贅沢しすぎだと思う

私は自分の家がそれなりに恵まれていると思っていたのですが、社会人になってから自分はそれほど恵まれている家庭に生まれたのではないんじゃないかと思うことが増えました。

大学生が普通に車に乗っていたり、リビング以外にもエアコンが付いていたり、すごく高価な登山用のウィンドブレーカーやカッパを着てたり、JRは特急に乗ってたり、携帯電話は高級なスマートフォン、雨の日は親の車での送り迎えがあるとか…。

一方の私はカブに乗ってたり、エアコン無かったり、(すごく高価な登山グッズは使ってる)、JRは普通列車に乗ってたり、スマートフォンはFREETEL、雨の日は合羽と全然違う暮らし方をしています。

みなさんはそんなに使えるお金があって羨ましい…。

なぜ、なぜ金が無いんだ…。

 

みんな贅沢すぎる

職場では誰々が車を買っただどうだが話題になります。つまり車の話題は一般的な内容であるということです。

アラサーになってくると次は家です。家なんて買えんだろ! とか思うのですが、大体親から金を借りたりして建ててるわけです。チートじゃねえか。私にはそんな金無い…。

老後どうすんの?

本当に金持ちだったら良いんですけど、多分実際にはそういう訳ではないんじゃないかと思ってます。

money-chishiki.com

単身30歳の独身男性の中央値は259万円ですが私は既に450万円程度の貯蓄があり、中央値をかなり突破しています。

30歳の段階で貯蓄がゼロな人も26%居るというのも意外です。これは独身での計算ですから、26%も貯蓄がゼロでは今後色々と大変なんじゃないでしょうか。

よく考えれば私もお金をためてなかった。きっかけは転勤から

よくよく考えてみると私もマネーフォワードで資産管理を始めた2014年9月の段階では120万しか保有しておらず、ほとんどお金が無かったことになります。はっきり言って2014年4月まではほとんど貯蓄をしていませんでした。

変わるきっかけになったのは転勤からでした。転勤先はめちゃくちゃ田舎で、引っ越ししてからはまぁ暇なわけです。

出かけることもほとんど無く、まず支出が減りました。

次に株式への本格的投資の開始です。将来に対する漠然とした不安があったので貯蓄はしないと! とは以前から思っていたのですが、「どうせ増えない金なら先に使ったほうがええやろ」という発想でした。

変わったのは複利の効果を実際にグラフで見た時と株主優待の楽しさです。

株式投資は配当金は入りますが、口座上でお金が動くだけで楽しさが少なかったのですが、それでも株式投資をやりたいと思わせるインセンティブは株主優待でした。

当時の保有している株は極楽湯やイオンなど、ごくわずかでしたが株主優待が豪華でけっこう満足していました。ならもっと株主優待を貰える株を増やそうと。

そんなこんなで今の貯蓄額に達しています。

つまり何が必要なのかと振り返ると

「節約」と「お金を貯めることへのインセンティブ」

なのかなと思っています。特にインセンティブ。私の場合は株主優待。これがないとお金は貯められなかったと思います。

ちなみにこの考え方で私の親にもNISAの株主優待から始めてもらってます。既に差益でボロ儲けでウハウハみたいですが、株主優待が無ければ親に株式投資を始めてもらうのは難しかったと思います。

今、巷で流行りのiDeCoを入り口にすると、60歳まで下ろせないなんて辛い! ってなってしまいそうですが、まずは株主優待から始めると長期投資の醍醐味を味わえるのではないでしょうか。

節約に関しては「よんでんコンシェルジュ」を始めて節約の楽しさに目覚めました。
費用の可視化はとても大切だと思います。家計簿は大事。ただ家計簿を付けるのは大変だと思います。

まだ複式簿記を知らない頃は物を購入した時のポイントをどう処理するかとか、月払いで既に発生している費用をどう認識すればいいのか悩んだりしていました。今なら複式簿記で全て解決出来ると知っていますが、それでも無料ソフトで複式簿記が簡単に扱えるソフトにはまだ巡り会えていません。

なので私の場合はクレジットカードの明細を良く読むようになりました。現金の動きしか見れませんが、全てクレジットカードで支払う習慣をつけておけばどこを削れるか可視化することが出来ます。

将来に対する不安がなくなる

今、私の将来に対するお金の不安がなくなりました。一生のキャッシュフローが見えてきたからです。

貯蓄ゼロの人は将来を漠然と捉えていて、なんとなく不安というような状況なのではないでしょうか。私は貯蓄を始めることで将来に対する漠然とした不安を払拭し、60歳までに必要な資金の目標を作ることが出来ました。

給与所得者でも次の給料日から貯蓄を始めることは可能です。10万円前後で購入できる株もありますし、ETFや公募投信を買うという手もあります。

貯蓄は少しでも早くから始めたほうが有利です。今、迷っているのであれば取り敢えず始めてみましょう。