アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。イラストはのをか様(Twittter@nowoka_)に描いていただきました。

pringでの送金が当たり前になった世界

最近、友人との飲んだ時にpringを使って支払いを割り勘します。

www.pring.jp

これが非常に便利で、お金にルーズな私でもきっちり割り勘をキメれるので大変重宝しています。

 

無料送金アプリpringとは何がいいのか?

銀行振込がダメな理由

通常、レガシーな送金アプリとして存在するのは銀行振込かと思います。

実は昔からその場現金での割り勘が好きではなく、一応自分側は銀行振込、振り込まれの体制を整えてはいたのですが、

  • 振込手数料が掛かる。
  • 相手の口座番号、振込名義が必要になり面倒。

という当たり前の問題があって一度も銀行振込で割り勘をすることはできませんでした。

まず通常であれば、振込手数料が掛かってしまいます。

なかなか普通の人は振込手数料無料の銀行口座など持っていないのでゆうちょ銀行を利用することになるのでしょうが、ゆうちょダイレクトでの振込を使った事の無い人が大半で、なかなかそれも難しいです。

メールで後日割り勘という形なら簡単なんですが、そもそも銀行振込となると個人情報云々と、慣れてないと不安に感じる人も多いです。本名が知られてしまうことに抵抗がある人も。

また振込を一度もしたことが無い人は大体名義と支店名を忘れたり、間違えたりします。(渋谷支店と渋谷中央支店、とか)

現実的に銀行振込を使うのは難しいですね。

pringならその問題を解決

pringであればQRコード送金が可能なので、煩わしい手続きがほぼ不要です。

また、名前をハンドルネームにすることも可能ですので、自分の名前を出さずに送金をすることも可能です。

当然、電子決済ですから集金額を『丸める』必要もなく、1円単位できっちりと割り勘をすることも可能です。

他の送金アプリより優れている点

個人送金アプリはpringの他にも存在します。

ではその中で何故pringが良いのか、それは現金で引き出すことが可能だからです。

通常、他の個人間送金アプリはそのアプリ内通貨での送金は可能ですが、現金での出金が出来ない事が通常です。

ですがpringは現金での出金が可能です。これはとても重要なポイントで、

飲み会の幹事をしたときに仮に他のアプリで集金したとしても、アプリ内通貨は増えてもそのお金を飲み会の支払いに直接充当することは出来ません。

通常、飲み会でカード払いを行った場合に当然その請求は現金で支払う必要があり、アプリ内通貨ばかりが溜まっても仕方がありません。

kyashなどのカードを利用して支払えばそれも回避できますが、それでも支払い前に皆に支払ってもらう必要があり、かつ1回あたりの支払い額は5万円まで非常に使い勝手が悪かったりします。

pringであれば現金で出金することが可能ですので、集めたお金をそのままカードの支払いに充てることが可能です。

pringを使っているもの同士のお金のやり取り

これが非常に面白くて、友人がATMになります。
財布忘れた! という時でも気軽に代わりに払ってもらえます。

通常なら1,000円、2,000円などまとまった金額を借りて後日返すという使用方法が通常だと思うのですが、例えば昼食を代わりに買って貰って、同額をpringで送金するということが可能なので借りる額も最低限に出来ますし、その場で返済できるので非常に楽です。

これって割と革命的じゃないですか? 今までのお金の概念を崩したのはQRコード決済ではなく、pringだと思います。

チャット形式でお金のやり取りが出来るのは素晴らしい

もうひとつpringの素晴らしい点があって、それはチャット形式で送金が可能になっている点です。

www.pring.jp

他の送金アプリだと、全体の送金履歴を一覧で見れるだけのものが多数ですが、pringであればメッセージのやり取りも可能なので、レシート画像を送ったりして金額を確認してもらうことも容易です。

また、請求したお金の根拠などを一緒に書き込んでおけば、何の請求なのか分からなくなることも防止できます。

他のアプリだとそれが無いので、別のチャットアプリと併用するかその場で決済を完了させないと忘れてしまうこともあります。

個人間送金が普及した未来

もし皆がpringやそれに類するアプリを使用するようになったら…。

そんな未来はもうすぐやってきそうです。

今のところ、その要件を満たしているのはpringだけです。pringは個人間送金の何が重要なのかを良く分かっていると感じます。

現金を駆逐するのはQRコード決済ではなく、気軽な個人間送金である。私はそう思います。