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アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。

私がインデックス・ファンドに投資しない理由

株式投資にはいろいろな投資方法があると思うのですが、最近特に人気の投資方法のひとつが『インデックス投資法』です。

日本や日本以外の代表的指数を同じ値動きを目標とする投資信託(インデックス・ファンド)を購入していく投資手法です。

一般的にはドルコスト平均法を併用してインデックス型の投資信託を複数購入し、また様々な指数(日本・米国・不動産・特定産業等々…)に分散して投資することで、世界各国の様々な投資対象に間接的に投資して自分の組成したいポートフォリオにします。

この投資方法のメリットはポートフォリオさえ考えてしまえば、後は毎月決まった額を積み立てていくことが可能で、給料日に天引きするだけである程度のパフォーマンスを上げることができるという点です。

確かにこのインデックス投資法を行っていればそれなりのリターンをリスクを抑えて獲得することが出来ますが、私は以下の理由から積極的なインデックス投資法は行っていません。はっきり言ってデメリットが多い。現物株に対してインデックス・ファンドは優れているのでしょうか?以下に理由を列挙します。

 配当金に2回税金が掛かる

上記の問題は投資信託のあまりに基本的な問題点であるにもかかわらず、ほとんど触れられない問題です。

TOPIXなどの投資信託は当然、東証上場銘柄をポートフォリオに組み込んでいるので配当金が基準価額に反映されるのですが、実はファンドに税金が入った時点で20.315%の源泉徴収が行われており、この源泉徴収分は戻ってきません。

それだけのみならず、源泉徴収された配当金は基準価額に反映されて利益になりますが、その投資信託で利益が出ていればそこから更に20.315%の源泉徴収をされます。

TOPIXの平均配当利回りのデータが出てきませんでしたが、大体感覚的に2%程度ではないかと感じています。そこから約36%もの税金を引かれて実際に受け取れるのは1.28%に留まります。NISA枠を使っても、ファンドが徴収される20.315%の税金は戻ってきません。

どうもこの配当に掛かる源泉徴収は隠れコストにも載ってない(?)感じですので、実際のコストは実質コストよりも少し高くなります。

もっとも、当初から現物株を購入すれば信託報酬などというものは払う必要がありません。

どこまで指数との誤差を許容できるかの問題になりますが、個人的には20銘柄程度分散投資しても指数とほぼ同様のリスクリターンを実現出来ている感覚があります。

インデックス・ファンドより指数先物やCFDの方がコストが安い。

日経平均先物の手数料は往復で約0.003%です。CFDで0.04%です。
更に裁定取引がバッチリ働いており、配当金は完全に配当金相当分の利益を得られます。

0.1%の手数料がとても高く感じるようになりませんか?

配当控除を十分に享受できない

所得に依りますが、低所得の方は配当金を総合課税にすることで、源泉徴収の場合約20%の課税のところ、約2.2%まで減らすことが出来ます。

kabukiso.com

しかし、株式投資信託の場合、最も条件の良い国内株で構成している投資信託でも8.6%の課税です。5%以上の差が発生します。

www.nam.co.jp

株主優待が貰えない

これもかなり大きなマイナス要因です。
皆様御存知のとおり、株主優待制度は個人投資家にとって非常に有利な制度です。これを投資信託は放棄することになります。

今は株主優待も換金して基準価額に組み込んでいるようですが、我々のように直接券を使用して利潤を得る事は出来ず、売却価格も不利になっているものと思われます。

それ以前に多くの単元を持っていればいるほど優待利回りが下がる銘柄が殆どなので、この点で現物株に大きく劣後します。

インデックスも指数先物という一つの商品でコントロールされる

あまりに当然です。インデックスに投資することイコール分散投資と言えますが、一方で一つの指数先物に投資しているのと同じで、無作為な分散投資よりリスクが増えてしまいます。

どうせ確定拠出年金で利用せざるを得ない

確定拠出年金では個別株を購入することが出来ません。
個別株を購入しない場合には私もリスクを抑えてリターンを活かせるインデックス投資法を擦るでしょう。

どうせ確定拠出年金でインデックス・ファンドに投資することになるので、NISAや特定口座は分散の為に現物株等を中心に組成すべきです。

 

…と、インデックス・ファンドのデメリットを列挙しましたが、税金まで踏み込みここまでインデックス・ファンドを批判した記事というのは少ないのでは無いでしょうか。

かといって、インデックス・ファンドはとにかく何も考えずに投資をすることが出来、知識コストが要らないというとてつもないメリットがありますし、有象無象の投資信託の中では十分に利益の出せる商品で有ることも事実です。

結局、知識や時間とのトレードオフになってしまうのですが、現物株のコストが安く少しでも稼げる可能性が高い以上、やはり私は現物株を中心に投資します。

P.S. ただし、現物株での投資を増やす方針を取っていますが未だ米国株や外国債券に関しては十分な投資環境が整っていないので今後も投資しにくに対象に関しては投資信託を購入していく予定です。しかし大きな割合にはならないでしょう。