アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。イラストはのをか様(Twittter@nowoka_)に描いていただきました。

遠征組のコミックマーケット参戦方法について

まずはC97ありがとうございました

当日は様々な方に足を運んで頂きありがとうございました。

拙い文章なうえに、今回は新刊も落としてしまったにもかかわらず、リピーターで来て頂ける人もいらっしゃって本当に感謝感激です。

家から通える人が羨ましい。遠征組ならではの問題点と、その対策について

コミケ参加者の多くは関東圏からの参戦、つまり家からビッグサイトへ通っている人が大多数だと思うのですが、一部遠隔地から来られている方は「荷物をどこかに置く」必要が発生します。

 

そのため、そのままビッグサイトへ向かうのではなく荷物をどこかに預けてから移動する必要があります。

また、大体の場合宿を東京都内に取ることになるのですが、実はビッグサイトは23区内からのアクセスが絶妙に良くないです。

新宿・池袋方面なら…りんかい線直通埼京線
横浜方面からなら…京浜東北線大井町からりんかい線
千葉方面からなら…新木場からりんかい線

おおむねこのようになりますが、りんかい線へのアクセスは新木場と大井町、大崎というアクセスがあまり良くない場所になってしまうため、都内にも関わらず距離に対して時間がかかってしまうという問題点があります。

ちなみにゆりかもめは遅いので新橋方面からはほぼ使い物になりません。豊洲方面からなら利用価値は少しあるでしょう。

この問題について、コミケ参加回数4回くらいの私から答えを出したいと思います。

荷物をどこに置くのか、という問題

まず第一に宿に置いておくのがベストだと思います。

最近では都内駅前のロッカーについては最低でも400円程度必要だったり、値上がりが進んでいるので時間が許すのであれば、一旦宿に立ち寄って、荷物を預けるべきでしょう。

時間があまり無い場合には私は勝どき駅のコインロッカーを利用しています。
勝どき駅のコインロッカーは改札内にあるため、その点は注意が必要です。

www.kotsu.metro.tokyo.jp

地図への記載はありませんが、大門寄りの改札を入った場所にロッカーが設置されています。私が使用したC97の4日間では、ほぼ利用者はおらず、確実に荷物を預けることが可能でした。

何故勝どき駅なのか

勝どき駅からは都05-2系統のバスが走っており、実はビッグサイトに直結しています。

www.navitime.co.jp

本数は1時間3~5本走っており、コミケ期間中は臨時便も走るため、9時前などの混む時間帯は10分弱の感覚で走っているようです。

コミケ期間中はビッグサイトのコインロッカーが利用出来ないうえに、会場周辺のコインロッカーも軒並み埋まってしまうため、勝どき駅で荷物を預けて都バスで会場入りするというプランは結構良いかと思います。

また、コミケ当日は東京駅から都バスが出ているため、そちらを利用して会場入りする方も居るかもしれませんが、東京駅のコインロッカーは時期・時間によっては全て埋まってしまうこともあるため注意が必要です。

都バス会場入りについて

荷物が無い日などについても、りんかい線へのアクセスが悪い地域に宿を取っている人も、実は都バスでの会場入りが有利です。

概ね都バスでの会場入りについては4ルートあります。

  1. 東京駅からビッグサイト直通便に乗る
  2. 東京駅・有楽町駅から都05-2に乗る
  3. 門前仲町から門19に乗る
  4. 錦糸町駅から急行05に乗る

主に遠征勢は東京駅近辺に宿を取る方が多いと思うので、この中でも利用しやすいのは1と2でしょう。

1は八重洲口から、2は丸の内南口から発車しています。

これは個人的には丸の内側から発車する都05-2をおススメしたいです。

本数自体は八重洲口発に劣るのですが、乗り場の知名度が低いのか、バス待ちしているコミケ勢は少ないです。

また、都05-2は直通で無いので途中バス停に停まる点で速達性に劣りますが、一方で会場手前の「武蔵野大学前」で下車することにより、一般待機列の最後尾と青海展示場に近い場所にダイレクトに降りることが可能です。

3の門前仲町から乗るルートについては地元民にとって台場へのアクセスに良く使われるルートですので、朝の移動については空いていると思いますが、夕方については台場からの客が帰宅に利用するので、混んでいてなかなか乗れない可能性があります。

4番については総武線沿線からビッグサイトへ向かう場合には再速達になる可能性が高いです。電車に勝つほど急05はとにかく早い。

ですから、実は日本橋・秋葉原あたりからでも一旦錦糸町に出た方が早い場合があります。

都バスを利用すれば、ビッグサイトへのアクセスがとても便利に

アクセスが悪いと思われがちなビッグサイトですが、都バスも交通手段に含めると実はアクセスが充実しています。

始発を狙う場合などは、どうしてもそうはいきませんが、そこまで急がない場合には都バスを利用したアクセスは選択肢としてかなり良いと思います。

どの路線を利用したらいいのか分からない、という場合にはGoogleマップを使って経路詮索してみましょう。

都バスの全路線は経路検索の対象となっているので、簡単に最適ルートを検索することが可能です。

また、都バスを乗る際には合わせて「都営まるごときっぷ」の購入をおススメします。

www.kotsu.metro.tokyo.jp

こちらを持っていれば都バス・都営バスともに乗り放題となるため、都営地下鉄沿線に宿を取っている場合には往復の都バス運賃420円を考えると十分に元が取れる運賃となります。りんかい線やゆりかもめが高い運賃であるため、700円で往復できるとなると割安になる地域が多いのではないでしょうか。

楽しいコミケ、移動で疲れてしまわないように都バスの選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。