マネックス・楽天証券・SBI証券が米国株取引手数料下限大幅値下げ!! 積み立てが可能な時代が来た!?
マネックス証券・楽天証券・SBI証券が米国株取引手数料の下限を大幅に下げてきた!
ついにキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
マネックス証券が、米国株手数料の下限を0.1米ドルまで下げてきたのに追随して、楽天証券は最低手数料を0.01米ドルまで下げてきました。それに対してマネックス証券も最低手数料0.01米ドルで追随。
SBI証券の動向が注目されていましたが、本日、SBI証券がなんと最低手数料0米ドルで追随!!!
これまでは最低手数料5米ドル発生していたので、12万円程度の株式を購入しなければ手数料が0.45%とならなかったのですが、これからはほぼ最低手数料無しで考えて良いと思います。
一見横並びに見えるが、為替手数料を考えるとSBI証券圧倒的有利
これからはほぼ購入金額の0.45%が手数料となり、横並びに見えますが、
実は取引手数料と一緒にかかってくる手数料として米ドルへの為替手数料があります。
これは、証券会社各社とも1米ドルあたり片道25銭なのですが、SBI証券の場合は住信SBI証券から片道4銭で入金可能です。1米ドル100円とすると、マネックスや楽天であれば片道0.25%の手数料がとられるのですが、SBI証券に関しては片道0.04%で済むこととなり、非常に有利です。
現在、マネックス証券では買いの為替手数料無料のキャンペーンを行っていますが、それでも日本円に戻す際に25銭かかってしまうため、往復で見ればSBI証券の方が圧倒的有利です。
さらに、実は2.22ドル以下で購入できる米国株も多い
先に横並びと言いましたが、実は1回の取引が2.22米ドルドル以下であればSBI証券の場合無料になります。
そして、実は2.22米ドル以下の株はけっこうあります。
1株あたりの価格でソートをかけることはできないのですが、SBI証券の米国株スクリーニングから、SBI証券で購入可能な株式を見ていくと、けっこう2.22ドル以下の銘柄が転がっています。
これを利用すれば手数料は米ドルへの為替手数料1米ドル4銭のみとなり、かなり安い値段で米国株を購入することが可能になります。
ついに証券会社の主戦場は米国株へ。取引手数料の値下げも?
今回の最低手数料切り下げラッシュで、数百円から米国株が購入できる、とんでもない時代がやってきました。
しかし、まだ取引手数料は片道0.45%、つまり往復で0.9%かかり、為替手数料を含めると1%を超えて、まだまだ高い水準にあると言えます。
つまり、まだまだ各社とも下げる余地のある部分であるとも言え、今後は取引手数料の値下げが期待されます。
個人的にはVOOなどの、米国ETFを積立購入する敷居が非常に低くなったと思っています。
税金計算が面倒ですが、コスト面では日本の投資信託よりも低コストで運用でき、長期で保有することを考えれば米国ETFで購入するほうが有利です。
より多くの人に米国株、ETFを気軽に購入できる環境が浸透すればいいなぁと思います。