アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。イラストはのをか様(Twittter@nowoka_)に描いていただきました。

NISA恒久化を見越して積立を考えよう

NISAの非課税期間が5年から恒久化へ?

jp.reuters.com

NISAが本来10年間の時限立法であった件に関しては改正で無期限に変更になりそうですが、さらに踏み込んでNISAの預け入れ期間5年の制限も恒久化される可能性があります。

3年後にロールオーバー発生だが…?

NISA口座での非課税運用は5年間が限度となっています。現在保有している1年目株式の時価総額は約105万円となっています。

しかし実は1年目、2年目のNISA限度額は100万円で自動的に枠が120万に増えることになります。

まぁ波乱なく運用していれば年率5%100万円の株が5年後には株価が130万程度にはなっていると思いますが、枠が120万なのでほぼその枠内でロールオーバーが可能です。

また、当時のS高などで高騰した銘柄は売却しているのでそもそも30万円程度の空きがあります。

問題は今から5年後からで、120万の枠が120万の枠にロールオーバーすることになるので120万の株の5年後というと年利5%計算で150万程度になるので、私で言えばまるまる2銘柄分くらい足が出ることになります。これは結構辛い。

NISAの繰越が恒久化したら毎年120万円というとんでもない節税枠が誕生する。

日本証券業協会としては上記の5年という期限を恒久化したいという要望を出しています。今は実質600万までしか枠が無いところが毎年120万づつ枠が増えていくというとんでもない節税枠が誕生します。

正直、NISAの非課税期間恒久化はかなり可能性が高いと踏んでいます。

www.nikkei.com

というのも、上記記事に書いているように、口座開設数は2015年末で1,000万口座に届こうとしており、口座の稼働率も順調に増え、下記レポートによると半数程度まで増えています。

www.morningstar.co.jp

NISA枠120万円や、ジュニアNISAが開始したことも国がNISA制度に前向きだという証左だと思います。

私はNISAの枠が恒久化する事を踏まえて貯蓄に関して計画を練っていこうと思います。