東京周辺で活動する時は都区内パスが利用できるか常に考えよう
大阪で鉄道を利用する際には特割きっぷの利用を考えなければならないですが、東京においてはこの都区内パスの利用を常に考えなければなりません。
東京23区内を1日間乗り降り自由
写真に載っているとおり、東京23区内のJRの駅で乗り降り自由になります。JRの駅、どこでも乗り降り自由なので渋谷・新宿・池袋・東京などを1日で観光する際にお得な切符になっています。
ちなみに東京→新宿→池袋→渋谷と移動して530円です。
あれ、あんまりお得じゃない?
都区内パスの真価は23区の端を起点とする場合に発揮される。
例えば私がこの切符を買った金町駅から考えてみましょう。
金町駅から東京→新宿→金町と乗ったとしたら。
合計1,090円かかってしまいます。これが750円。
大変安くなります。都区内きっぷは23区の端の駅から利用することに利用価値があるのです。
しかし、このきっぷの真価はそれではないのです。
このきっぷで区外まで乗り越しするときこの切符は真価を発揮する。
そう、このきっぷは区外から区外へ東京23区を通過する際に真価を発揮するのです。
私の場合、実際には松戸から横浜まで移動しました。
通常、松戸から横浜までJRで行った場合。
松戸→横浜で920円往復1,840円。
都区内パスを利用した場合、
松戸→金町220円<都区内パス750円>蒲田→横浜220円。
1,630円
なんと210円も安くなります。
都区内を横断する多くの場合、都区内パスを購入しておくだけで運賃を安くすることができる可能性が高いです。
都区内フリーきっぷの廃止ぶ利便性低下。今後の都区内パスは廃止の可能性も。
実は昔は23区外からも都区内パス+最寄りの区内駅までの往復も合わせた切符が発売されいました。そのため、区外の駅からこの切符を購入して区内を通過して、目的の駅で清算できていました。
この切符が廃止になった事で、常磐線方面からの利用の際、一度金町駅で降りなければならなくなり、利便性が著しく低下しました。
都区内フリーきっぷ廃止の理由はおそらく私のような利用者が多かったからだと思います。JRとしても利益の減る都区内パスをあまり快く思ってないように感じます。技術的には都区内パスをSuicaに載せることもできるのですが、未だに磁気きっぷなのもそのあたりが理由だと思います。
今後、都区内パスも廃止になってしまうかも知れませんが、それまではこのきっぷをひっそり利用していきましょう。