モンベル ステラリッジテントを試してみた。
(7月の内容です)
17日から休みをとって、近畿地方にツーリング予定だったのですが、あいにくの台風の影響でフェリーが運休してしまい、仕方なくしまなみ海道経由で本州入りしました。
フェリーの本数も著しく減っていますし、今後しまなみ海道を利用する機会も増えそうです。
しまなみ海道の途中に見近島という自転車バイク等でしか入島できない島があり、この島がキャンプ場になっています。無料ですがよく手入れがされており、時折頭上をトラックが通る音が聞こえるものの、ほとんど波の音しかせず、とても良いキャンプ場です。
このキャンプ場でこの前購入したステラリッジテントを試してみました。
私の野営歴は浅く、未だ半年程度なのですが、既にムーンライトテントに続く新しいテントを購入してしまいました。モンベルショップで型落ち品として安売りされていたんです…。
今回のテントは初めてのドーム型テントです。その感想は…
とにかく設営が楽
これに尽きます。ムーンライトテントでもかなり楽な部類ですが、それ以上の楽さです。ドーム型はこんなに楽なのかと感じさせられました。つり下げ式と違い、各所を固定する作業を省略出来るのでその分簡単です。
とにかく軽い
ムーンライトテントは2.3kgです。これは若干重い部類に入りますが、ステラリッジテントは1.44kg。登山用テントとしては若干軽い部類に入ります。
これには欠点もありますが…(後述)
テント内が広い
ドーム型テントの特徴として、端の方は幌が直立しているのでスペースを有効活用できます。
ムーンライトテントはつり下げ式なので、端が狭く感じ、あまり有効に活用することができません。またムーンライトテントの場合、奥に行くほどスペースが狭くなるので床面積的にもステラリッジテントの方が有利です。
中の広さはこのくらい。リュック等の荷物を置いておくスペースも確保できます。
じゃあメリットばかりかというと…
破れやすい
既に小さいですが穴が空いてしまいました…。
ステラリッジテントは軽い分、生地が薄く穴も空きやすいです。テントを固定する網紐の長さを調整する器具がアルミ製で、おそらく片づける際にそれがテント生地を傷めたと予想されます。
前室が狭い
ムーンライトテントでは前室で火が使える程度の広さがあり、重宝していました。風が強くてもお湯を作れるためです。
しかし、ステラリッジテントでは靴を置く程度の狭い空間しか確保されていません。残念ながら料理ができるほどの広さはないでしょう。
フライとインナーウォールが接触しやすく結露する
かなり強めにフライを引っ張っておかないとフライが接触して結露します。雨の日に中が結露してしまい大変でした。これはきっちりとフライを張っておけば問題ないとも思えますが、ムーンライトテントの場合は十分に距離をとれていただけに不満点でもあります。
まぁ、ムーンライトテントと一長一短なのですが、やはり軽くて設営が楽というメリットには敵いません。
時にはムーンライトテントを使うこともあるかもしれませんが、今後はステラリッジテントをメインで使っていくことになるでしょう。