アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。イラストはのをか様(Twittter@nowoka_)に描いていただきました。

NISA口座を開設するなら、どの証券会社で開設する??

なんか記事を書きかけで放棄している事が多くてすいません。

そのうち心を入れ替えてきちんと書きます。

 

ところで…。みなさんはもうNISA口座開設しているのでしょうか。

www.jsda.or.jp

 

NISAの口座開設数が私の思っている以上に伸びているようで、速報値で800万口座を超えています。

NISA(少額投資非課税制度)が始まりました!:金融庁

正直、株式投資へネガティブなイメージを持っている人が大多数だと思っていたので、口座開設はせいぜい300万口座くらいだと思っていました。

また、ほとんどはNISA制度開始の1月分のみで、その後は殆ど伸びないものだと思っていたのですが、蓋を開ければ順調に口座開設数が伸びています。

若年層を中心に新規の口座開設は進んでいるみたいです。

 

よく考えれば若年層の投資に興味の有る層が増えてきている、と考えられますが、私は息子に節税対策として口座を開設させているのが実態なのかなぁ、と思っています。贈与税非課税枠が110万なのも程よい数字です。
実際、私も弟にNISA口座を開かせて、いくらか運用させています。

想像ですが、証券会社の営業でNISA口座を開いている60代の方々の息子にも営業をかけているのが実態なのかなぁと。

しかし、そんなNISA制度の利用方法は勿体無い!!

 

有人証券会社で取引をすると、取引手数料がネット証券会社の約10倍!!!

NISA口座は1箇所でしか開設出来ないので慎重に選びましょう。

 

でも、どの証券会社がいいのかって、初めてだと分かりませんよね。

結論だけ言えば私は現状SBI証券が最も良いと思います。

site2.sbisec.co.jp

その理由を色々と説明していきます。

1.NISA口座で取引したら、現物株の手数料無料

SBI証券で口座を開設すると、現物株の取引手数料が無料になります。
これ、通常の国内株に限らず、ETFや東証外国会社の株も無料で購入することができますので、少額の積立にも最適です。ETFは数万で買えますが、通常なら100円程度の手数料が掛かってしまって割高になってしまいます。東証外国株式は電話注文しか出来ないので、通常は手数料が割高です。

NISAならば無料なので、そんなの気にせず購入できます。

ですが、国内株手数料無料なんて当たり前。他の証券会社でも同様のキャンペーンやってますよね。SBI証券のメリットは他にあります。

2.海外ETFの買付無料

海外ETFの買付手数料も無料になるのです!!(売りは有料)

ここまでやってくれるのはSBIと楽天だけです。(マネックスは国内株取引買付のみ無料)

楽天で取引できる海外ETFは米国市場・香港市場・シンガポール市場ですが、SBIは米国市場・香港市場・韓国市場と若干の違いがあります。

正直な所、ここの部分に関して言えば楽天の方がいいかなぁと思いますが…。
加えてSBIは特定口座に対応できていません。(対応予定はあり)

SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)−オンライントレードで株式・投資信託・債券を−

ですが、普段から低コストで株取引している人は確定申告に慣れていると思います。
またNISA口座の場合は確定申告は関係無いので、どうしても一般口座が嫌、という方はNISA口座のみで取引すると良いと思います。

3.SBI証券は現地通貨での決済が出来る!!

楽天証券は再投資するつもりでも一回日本円に戻るのでその都度為替コストが掛かってきます。それがSBIではありません。つまりSBIの方が圧倒的に低コストで海外株式・ETFを運用できるのです。

また、住信SBIネット証券との連携でかなり安く外国通貨を得る事が出来ます。

www.netbk.co.jp

4.PTSが利用できる

SBIは今現在、個人がコスト面も考えて現実的に利用できるPTS市場で取引できる唯一の証券会社です。

リーマン前後までは色々な証券会社がPTSを開設していましたが、取引量も少なく利益が取れないということで3.11を契機にSBI以外、撤退してしまいました。

しかし、このPTSは時間外の適時開示(投資ニュース)に最も早く対応できるのです。

実例を挙げると、スカイマークの民事再生法がニュースになった際、最初に値がついたのはSBIのPTSでした。

Twitterでも多少話題になりましたし、私はその現場で45円で株を売ることが出来ました。

その後東証では二度と45円まで戻ってくることは無かったので、かなり有利な価格で取引できました。

また、直近ネタですが、千趣会の株もJフロントとの資本提携が15時以降に発表され、千趣会の株を持っていた私はPTS市場で1,036円で売ってしまいました。

まだこの判断が吉と出るか凶と出るか分かりませんが、恐らく1,036円までは上がらないでしょう。また値が落ち着いた所で買い直そうと思ってます。

このようにPTSは機関投資家が入って来ないので思わぬチャンスが転がっています。

 

これらを総合的に考えれば、開設するのはSBIで決まりでしょう。