しまなみ海道ガチ勢のライフハック その1
観光コースとして特に自転車乗りには一生に一度は走ってみたいと言われる、しまなみ海道。
インターネットで検索すると観光メインでの記事は沢山見つかるのですが、中々原付で走破した記事は見つかりませんし、本四連絡橋として利用している人の記事は皆無です。
しかし今では宇高航路も24時間運行を終了し、原付で夜でも本四間を移動できる数少ないルートの一つとして私の中で注目度が上がっています。そして原付二種トリッパーガチ勢にとって、しまなみ海道は楽しい道というよりかは過酷な、覚悟を決めて通る道だと思います。
ここで本四間をバイクで移動する際のポイントを紹介したいと思います。
1.夜の移動では向島、因島のコンビニほか、橋の上を休憩場所としよう。
いきなり夜の話ですいません。けれどもしまなみ海道ガチ勢は移動ルートとしてしまなみ海道を利用していると思うので、夜中にしまなみ海道を通過することで時間を節約しようとする人も多いと思います。
まず、しまなみ海道ではイノシシが出没します!
夜間の移動では平均1回はイノシシと遭遇します。しまなみ海道の殆どの区間は人気のない森と隣接した地域です。特に橋へのアプローチ道は森の中を通ることになり危険です。イノシシを威嚇する為、対向車が居ない時はハイビームを心がけ、無闇に山道で休憩しないようにしましょう。
休憩場所としては、市街地を通過する向島や因島などのコンビニと、橋の上を利用しましょう。橋の上にはイノシシは居ません。
2.広島方面へはとびしま海道を利用しよう
実はとびしま海道という道がしまなみ海道のすぐ隣にあります。
交通アクセス | 安芸灘とびしま海道連携推進協議会 | 下蒲刈・蒲刈・豊浜・豊・関前の地域間交流と連携を推進
とびしま海道を利用すれば、呉方面にかなり早く出る事が出来ますので、広島に用事の有る方は是非ご利用ください。
大三島や今治から、とびしま海道の終点である岡村島まで渡ることが出来ます。
このルートは観光でもオススメです。しまなみ海道はどうしても交通量が多めの島内を渡って行くことになるのですが、とびしま海道はフェリーじゃないと渡れないので、人も少なくマイペースで走れます。私が渡船した際はバイクは私一人だけで、あとは自転車グループで10名ほどでした。
ルートも島の間を縫っていくので、普段は景色を楽しまない私も外に出て景色を楽しみました。
しかし、この辺りはフェリー銀座で、ダイヤが非常にわかりづらいです。
私の探した中で一番分かりやすいのはこのPDFです。
http://sekizenweb.com/access/accessimg/sekizendaiya.pdf
これを見れば、どの港から、何時に出るかが一目瞭然ですので印刷かダウンロードして持っていくと捗ります。
時間を調整する際ですが、しまなみ海道は大体、平均時速30kmでの移動となると考えてフェリー乗り場を目指してください。
道が分かりづらいので、初めての方はもう少し時間にゆとりを持ったほうがいいかも知れません。
3.あらかじめ50円玉を貯めておく
しまなみ海道全ての橋を渡るのには計500円必要です。
内訳としては100円玉3枚と50円玉4枚が必要です。料金所は無人なのでお釣りが出ません。
とにかく50円玉を4枚確保するのが大変。あらかじめ小銭を作っておきましょう。
ちなみに観光客の方向けに今治や尾道で通しの件を販売していたりしますが、24時間購入可能な場所はありません。
ちなみに自転車の方は来年3月31日までしまなみ海道無料です。
JB本四高速:料金情報:企画割引:しまなみサイクリングフリー
…取り敢えず今日はここまで。