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アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。

平成29年度税制改正大綱に盛り込まれたNISAロールオーバー上限撤廃に備えろ!

積立NISAよりもインパクト大

去年の12月に平成29年度税制改正大綱に盛り込まれた積立NISAの新設、こちらの改正にばかり注目が集まっていましたが、実はロールオーバーの上限撤廃も大綱に盛り込まれていました。

大綱の6ページ目に書かれています。

www.mof.go.jp

しれっと、はっきりと書かれている上に特に論点にもなっていないのですんなり通りそうですが、正直このロールオーバー上限撤廃は積立NISA以上のインパクトを持っています。これは今から投資戦略を変えていく必要があるでしょう。

 

つまり何が変わるのか

現在のルールであればNISA枠での株式保有は永遠ではなく5年間のみで、5年間保有したら特定口座(一般口座)か再度NISA口座に入れ直すか選択する必要があります。

www.fsa.go.jp

つまり120万円分購入した株式等が5年後の段階で150万まで増えていたとした時、120万までは次の5年間に移し替えられるのですが、残りの30万円分に関しては特定口座(一般口座)へ払い出して今後課税されていくことになります。

しかし税制改正されれば、この30万についてもNISA枠に含めて150万円全額まるまるNISA枠として置いておけるということになります。

つまりこの制度の関係から今までは5年後を見据えての節税投資だったのが今後一生涯を見据えての投資になるということです。

具体的にどういう戦略でいくか

5年を目処に払い出される事を考えて今まではお楽しみ優待銘柄や高配当銘柄を中心に買っていた私ですが、ロールオーバー上限撤廃を活用して長期投資としてNISA枠を考えるのであれば複利効果を考えて売買の必要がない優秀な投資信託へと投資対象を変更していく必要がありそうです。

今、具体的に投資対象として考えているのは以下の3点です。

SPDR S&P500

ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド

三井住友TAM-世界経済インデックスファンド

SPDR S&P500

www.spdrs.jp

言わずと知れた最古の投資信託であり、安定したリターンを生み出しているS&P500のETFです。

信託報酬は0.0945%で上記3銘柄の中で最も安く魅力的なのですが、一点だけ難点があります。

それはこのETFは米国籍の上場投信で、東証で1557を購入した場合東証の外国会社と同じような扱いとなります。

ですから、配当金に関しては証券会社での受取が出来ず、米国で10%、国内で20%がバッチリ課税されてしまうのです!

米国での課税分10%相当は確定申告で取り戻せますが国内課税分20%相当に関してはどうしようもありません。SPDR S&P500は大体毎年2%程度の配当を出しているのでその20%、つまり全体で0.4%程度の課税が発生してしまっているのです。

商品自体は素晴らしいのに日本の税制で損してしまうとは…。(まぁそんなこと言ってしまえば一番投資したいのはS&P500の先物なんだけどね)

ということで今の段階ではSPDR S&P500は止めておこうと思います。このへんどうにかなりませんかね。

ニッセイ-〈購入・換金手数料なし〉ニッセイ外国株式インデックスファンド

www.nam.co.jp

ブロガーが選ぶ投資信託で1位を獲得した投資信託です。

実は最近までこの投資信託の事を知らなくて、なんで1位なんだ? と思っていましたが、最近になってその理由が分かってきました。MSCIコクサイに連動する投資信託としてはETFを抜いて一番安い信託報酬なのですね。約0.21%ということでSPDR S&P500と比べると信託報酬は高いのですが、配当課税が無いことを勘案するとこちらのほうが割安ということになります。

また、S&P500よりも採用銘柄数が多いという点からも若干ですが分散投資向きとなっています。

このファンドは信託報酬の値下げなども行ったようですので確かに人気であることも頷けるなぁと思いました。

三井住友TAM-世界経済インデックスファンド

www.smtam.jp

tyatya.hateblo.jp

 以前に私が紹介したことのある『ただ買っとけばいい』ファンドです。

これ1本買っておくだけで基本リバランス不要ですので売買出来ないロールオーバー枠として購入するにはベストだと思っています。

不満点があるとすればそのコストでしょうか。

0.54%の信託報酬が発生し、他に挙げている投資信託よりも割高です。リバランスを自動でしてくれるというメリットはありますが、それなりに投資歴のある人にとっては比較した時に信託報酬の高さから微妙かもしれません。

私の戦略

とりあえず現在の状況で世界経済インデックスは毎月2,000円づつ積立を行っています。今まではNISA枠のほとんどを国内現物株に投資してきていましたが、今後は逆に上記投資信託をメインで購入していくことにします。NISAを考慮しなければCFDの方が資金効率が良いので私は好きなのですがやはり非課税は魅力的です。以前インデックスファンドを買わない宣言してましたが、NISAという特殊事情から撤回します。

 

tyatya.hateblo.jp

特にニッセイ外国株式インデックスファンドと世界経済インデックスファンドは積立NISAでも投資対象として採用されそうな予感ですので積極的に買い増ししていく予定です。