ユニーから株主総会招集通知が届いています

最期の総会招集

ユニーから株主総会招集通知が届いています（2週間前に）

もう既にご存知のとおり、ユニーは9月1日にファミリーマートと経営統合して消滅することになりました。
存続会社はファミリーマートということで、今後ユニー関連の経営にもファミリーマート側（伊藤忠側）の人材が投入されていくことが予想されます。

ユニー株を購入した理由は、ユニーが好き！！！　…ということではなく、あと数年でユニーがセブンアイかイオンに吸収されるであろう、というヨコシマな理由からでした。

実際に合併相手となったのはファミリーマートで予想は外れましたが、合併決定により2割5分ほど稼がせて貰いました。

ユニーはブランド名をアピタ、ピアゴに変えた辺りからブランド戦略ミスでじり貧になっていった印象です。

店舗網も一部東京に進出していますが、事実上名古屋周辺でしか勢力を維持できておらず、GMS業界3位という位置にありながらセブンアイとイオンという二大勢力に挟まれて年々競争力は落ちていました。

サンクスのフランチャイズも千葉県を皮切りに奈良京都、香川県とどんどん他社へ鞍替えしていき、いよいよ凋落に拍車が掛かっていました。

ユニーが長崎屋系列のサンクスを合併した際にブランド統一しなかったのもフランチャイズ離散の影響だと思います。ユニーとしてはサークルKを存続ブランドにしていきたい感じでしたが、中途半端にブランドを残すことで長期間商品開発や什器類も別々になってしまっており、コスト削減できていませんでした。ユニーとしてはサンクスブランドに資金投下しませんし、フランチャイズの不満が溜まるのも納得できます。

また香川県ではユニーの知名度は皆無で、『サークルKサンクスの親会社』と言わないと通じないレベルで、ユニーはブランド形成の失敗こそ全てだったのかなぁと思っています。