ネット利用の情報弱者向けサイト『BLOGOS』 は実はすごいのでは!?
クオリティの低い記事を連発するBLOGOS
『意見をつなぐ。日本が変わる。』
というポエムみたいな掴みのサイトBLOGOSですが、おもしろい記事が多いのでしょうが、私の詳しい分野になると基本的な知識不足で記事を書いている感が否めず、週刊誌以下レベルの記事で信頼が置けません。
にも関わらずブログデザインはインテリ雰囲気でいけすかないのですが。
なぜ程度の低い記事を連発するのか
文責も明記されているのに何故、憶測の多い記事を連発しているのか。
と、思っていたのですがこのBLOGOSというサービス、勝手にブログ記事を引用してきているだけのサイトだと知りました。
Wikipedia情報によると訴訟まで起こされています。
掲載した記事を巡って、上杉隆に提訴され[2]、記事削除と賠償を命じられた[3]。
なるほど記事の内容に間違いがあるのも当然で、有識者とは言えブログに掲載している内容を転載しているだけなのですね。それならばこれくらいのクオリティは納得です。無断転載のみならず弱小ブロガーの方々はBLOGOSへの転載を行うことでアクセス数を伸ばし、相互共存の関係にあるようです。
何が良いのか?
見ている方としては質の低い記事を連発されて何がいいのかと思ってしまうのですが、多分BLOGOSが支持されるのは単にブログのデザインが良いからではないのかと。
なんとなくトップページが洗練されているのでまるで読んでいるだけで知的になった気が貸します。間違った内容やスッカスカの記事を読んでいても分かった気になってしまう。アホらしや。
時代を反映しているのかも
しかしBLOGOSが支持されているということを考えると、今まで経済や政治ネタの扱いが大きく変わってきているのではないかと感じています。
情報をスタイルとして消費する層が出てきているのではないのかと。そういう人たちにとっては退屈な記事よりも少し刺激的な方がいい。とは言え右翼左翼のような極端な内容は支持したくない。
昔はファッションサヨクと呼ばれていたような層をうまく掴めているのではないのかなと思うわけです。それを狙ってBLOGOSを運営しているのなら凄いし、狙ってなくても結果的にターゲティングに成功していて凄いなぁと。
今までBLOGOSを馬鹿にしていましたが、そういう意味で良く出来たサービスなのかもなと思ったりしたのでした。