【雑記】ふるさと納税のお米がおいしくて仕方ない件
ただの感想ですいません。
いやー。去年の11月頃に届いていた阿南町のお米、『あなんの誉』を最近になって食べ始めました。
阿南町というと香川県民的には徳島県阿南市を思い浮かべがちですが、阿南市ではなく阿南町。長野県にある阿南町へのふるさと納税で貰えるお米です。
私も何度か紹介していますが、阿南町は1万円の寄付で20kgものお米が貰えるのでとてもお得です。まだふるさと納税がそれほど認知されていなかった頃の阿南町ショックはすさまじく、当時多くお米を貰えていたのは8,000円の寄付で10kgのお米を貰える御杖村が最強だったので、10,000万円で20kgはとてもショックだったのを覚えています。
あなんの誉うめぇ…
ふるさと納税を始めるまでは適当なブレンド米を食べてました。コメなんてどれも同じ味だと思ってたし。10kg1,000円みたいな米です。
でもまぁ、今になってコメ先物とか見ていると、10kg1,000円って先物価格より安くてどう考えてもまともな米じゃない。東京コメより安い。
更に言えば大阪コメ(家庭用)と東京コメ(業務用)の価格差に『コメにも味の違いがあるんだな』と明確に感じました。
そして、実際に食べたらうめぇんだコレ。
なんというか、甘み? ブドウ糖の甘みをすごく感じるのです。
こんなに味に違いが出るのかと思いましたよ本当。やっぱ家庭用に農薬ちゃんと使って品質管理してる米は違うなと思いました。
ふるさと納税を始めてから、味の違いというものを明確に知ることができるようになりまして、やっぱり美味しいものは美味しいのだなと。ふるさと納税に本当に感謝です。
なぜ阿南町は10,000円で20kgの米を提供出来たのか
端的に言えば、阿南町の取り分が一切無い為です。
私の支払った10,000円は、そのまま米農家に渡っているのです。
阿南町は休耕田を減らすためにふるさと納税を活用した米の買い取り制度を始めたのです。
20kg10,000円という価格は市場価格よりも大幅に高い為、阿南町では休耕田を復活させる農家も増えているとニュースで言っていました。
このように直接農家を支援している事が伝わってくるのも阿南町のふるさと納税の魅力です。
最近のふるさと納税の流れはちょっと嫌
ふるさと納税が一般的になってきた一方で、その為にワンストップ制度が始まり役所の負担が増えたり、ポータルサイトやクレジットカード決済が普及したりしていろいろと『マージンを取る』ビジネスが普及してきているのは便利な反面ちょっと残念です。Win-Winな関係がちょっと崩れて来てるなぁと。
昔は個人サイトをめぐってどこの市町村がいいのかなぁー、と楽しくいろいろな市町村のホームページをめぐっていたのですが最近はそういう楽しみがなくなってしまいました。ノスタルジーなのかな…。