アラサー独身男子の日々

株の話題、交通ネタが多めになると思います。

必ず稼げる方法が分かる!! リチャードムラーの『エネルギー問題入門』

タイトルはセンセーショナルですが、別に怪しい商材ではございません。

 

3.11以降、エネルギー関係の話に関して色々なバイアスが跋扈しており、正しいエネルギー知識を付ける必要があるなぁと思い手にした一冊です。ですが意外にもこの本を読むことで光熱水費の節約への意識が変わりました。ぜひ一読をお勧めします。
本屋で購入すると高いので、図書館で借りることをオススメします。

この本を読むまで光熱水費の使用には無頓着でした。
電気は現代社会では絶対に必要なもので、電気は使えば使うほど電力会社は儲かるし、電気代なんて月々高くても5,000円程度なので電気でそれを上回る仕事をすればいいという考え方でした。

しかし、この本を読んで考え方が180度変わりました。

 

暖房は断熱を重視する

まず、自宅を断熱化するだけで一般的な家庭で暖房費用をかなり削減することが出来るという事実。この本を読むまで断熱という考え方は一切ありませんでした。

この考え方を元に借家の我が家も窓をお手軽断熱化しました。

プチプチタイプを設置する手もありましたが、景色が見たいのと、我が家のガラスの下側はザラザラタイプなので、ザラザラタイプでも設置できるニトムズの製品にしました。

また、ストーブだと暑すぎることもあったので無駄な廃熱を抑えるために石油ファンヒーターに切り替えました。

ファンヒーターにして断熱にした効果はてきめんで、暖冬なのもありますが、去年の半分程度の石油消費量で済んでいます。

 

家電製品を省エネのものに買い換える

白物家電に関しては特に冷蔵庫・エアコンにおいて省エネ度が上がっておりますが、我が家の冷蔵庫は比較的新しい上に小型の直冷式のため改善の余地なく、エアコンはそもそもありません。

しかし扇風機は直流式のものに変えました。
微風を使えるため若干の省エネ効果。1時間の稼働で約1円の節約です。

一番大きいのは電球をLEDに交換した事です。

我が家の電球はトイレと風呂場に白熱電球が使われていたのですが、本を読んだのを機にLED電球に切り替えました。大体ですが点灯時間1時間あたり1円の節電になります。

今まではイニシャルコストの高さから白熱電球への切り替えをためらっていたのですが、この機に付け替えました。

エネルギー問題入門の本ではこれらの出費は費用ではなく、省エネの為の投資であるという考え方でした。

たしかにその通りだと思います。資産ですので購入した時点ではプラスマイナスゼロ、という考え方です。

省エネへシフトすることで経済が活性化する

この考え方は目から鱗でした。

省エネに奨励金を出す→省エネで電力を節約することで、電力会社は新しい発電所に投資する必要が無くなる→電気料金を値上げする→発電所を作るよりも少ない投資(奨励金)で、新しい発電所を建てるより大きな利益を出せる→発電所以外に投資できる。

つまり省エネは経済活動に反するものではなく、両立できるものなのです。

節約するために

インターネットで電気使用量を確認できるサイトに登録する

私の地域の電力会社である四国電力では『よんでんコンシェルジュ』というサービスが提供されており、月別の電気使用量が確認できてCSVでダウンロードできます。

よんでんコンシェルジュ

代わりに電気使用量の通知書が届かなくなり、電気料金が分かるのが2~3日程度後になってしまうのですが、電気使用量の推移が一目瞭然で分かるので絶対に登録しておいた方が良いです。 

四国電力以外の電力会社でも『○○電力 電気料金 ネット』などで検索すれば同様のサービスを利用できます。

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こんな感じで確認できます。

こうやってグラフで電力推移を見ると節約への意欲が湧いてきます。

自分の契約している電気料金プランを把握する

節電をする上で最も大切なのは自分の使っている家電製品がどれくらいの電気料金につながっているのかを把握することです。

そのために大切なのは1kWhあたりの単価を知っておくことです。

四国電力の一般的個人需要家の料金プランである従量電灯Aの場合は

120kWhまで…1kWhあたり20円
120kWh超300kWhまで…同26.5円
300kWh超…同29.95円
※1kWhは消費電力1000Wの電化製品を1時間使用した場合の電力量です。

注目するところは120kWhを境に単価が20円から26.5円へ32.5%も上がっている点です。私の場合、120kWhのライン上で電力消費します。
なのでどうしても死守したいラインは120kWhになります。
逆に言えば余裕のある月は節約しても電気単価が安いので、ちょっと節電がゆるくなったりもします。

元から120kWh以下しか使用していない人は節電しても電気単価が安いので電気料金に当てはめるとあまり効果がありません。

逆に300kWh以上使っている人はあまり使っていない人と同じ電力量節電できれば、単価が高いので1.5倍もの電気料金を節約できます。

また実際にはここに電力使用量に応じて再エネ・燃料費調整料金が掛かって来るので更に節約効果はアップします。(ここ最近、燃料費調整はマイナスですが…)

また、電気単価は再エネ・燃料調整費で毎月変動します。節電の目標を立てるときには電気料金ではなく使用量で立てましょう。毎月電気単価が違うのでは比較になりません。

契約アンペアごとに基本料金が違う電力会社の場合

よく『ブレーカーが落ちた!!』みたいな話を聞きますが、これ基本的に四国では起こりません。何故なら四国電力は最大アンペア数で電気料金を決める仕組みになっていないためです。

最大アンペアで契約を分けていない電力会社は関西電力・中国電力・四国電力・沖縄電力のみのようです。全国的にはアンペア契約を行うエリアの方が多いのですね。

アンペア契約がある場合にはアンペア契約の見直しも節電(節約?)の大切なポイントです。

家電製品で最も大きなアンペアを消費するのはだいたい15A弱利用する電子レンジです。
ですので、頑張れば15A契約で乗りきれる可能性があります。
ですが、パソコンやエアコンを動かしている時は若干厳しいかも知れません。

そういう方の場合、最低ラインは20Aです。

アンペアを意識せずに暮らすなら30A契約になります。40Aくらいになれば一戸建てでも余裕でしょう。

で、その中でも20Aで頑張りたい方へのアドバイスです。

一番危険なのは料理をしている時です。エアコンと電子レンジの併用などでブレーカーが落ちてしまいます。

ですので、調理をする時にはエアコンの設定温度を最大まで上げておきます。こうすることでエアコンの消費電力を一時的に落とし、その間に電子レンジ等を使います。

一度切らないのは、再起動時に17A程度の電流を使用してしまうためです。切らない事で若干ですがピーク最大電流量を下げる事が出来、ブレーカーを落とす危険性を減らせます。

また、省エネモードが付いているエアコンの場合は積極的に使用していきましょう。
省エネモードにしておくと能力は落ちますが最大電流量を抑えてくれ、ブレーカーを落とす危険性を下げてくれます。

節約して生まれたお金は非課税である

これもエネルギー問題入門に書かれています。10,000円稼いでも私の場合は税金で1,500円持って行かれてしまいます。多くの人は2,000円持っていかれるでしょう。手元に残るのは8,000円です。

しかし、節約して10,000円支出を減らせば、それは10,000円の利益になります。
収入を増やすよりも同額の支出を減らすほうが利益は大きいのです。

光熱水費にかぎらず皆さんも普段の生活を見直し、簡単に節約できる部分はどんどん節約していきましょう。