ふるさと納税して確定申告をしよう
さぁ、今年も残す所あと1日。今年の経費で落とせるのも今日までですよ!!
…ということで、確定申告。
私は2年前から確定申告をやり初めました(今回で3回目)。
ずっと普通のサラリーマンをしてきていたので確定申告はしてきていなかったのですが、今思うと年末調整していないバイト分とか、退職した時の確定申告とかちゃんとしなくちゃならなかった&してれば還付があったと後悔しまくりです…。
2年前から確定申告を始めたのはふるさと納税を始めたからです。今年くらいからテレビでもふるさと納税の特集が組まれたりして、私の親もふるさと納税で特産品がもらえる事を知っていたりして、サラリーマンのお得な節税方法として認知されてきました。
ふるさと納税制度の基本としては、寄付金として確定申告するが、ふるさと納税の場合は通常の寄付金控除に加えて1/10迄なら住民税が全額控除される、という仕組みです。
しかし、そのためには確定申告を行う必要があります。下記記事を元とすると、ふるさと納税をするまではいいものの、実際に確定申告をきちんと出来ていない人が多いようです。
東京都と比べると香川県はふるさと納税をしている人数の比率も、ふるさと納税に対して確定申告している率も低い…。こういうのを見ると地域間での教育レベルの違いをまざまざと見せつけられます。
「ふるさと納税」7割は節税できないワナ - 新刊JPニュース
総務省のソースをうまく見つけられなかったのですが、別のデータを見ても、ふるさと納税額に対して控除額が約3割強に収まっており、ふるさと納税はみ出し分や、限度額を超えた善意の寄付を考慮してもあまりに少ない額だと思います。
今年のふるさと納税は栗山市と幸手市、調整で米子市にしました。所得がバレてしまいますねw
栗山町と幸手市はお米、米子市は米子市民体験パックです。
本当は阿南町のお米が欲しかったのですが、どうもテレビで特集を組まれたりそれ以前から有名になっていたらしく、10月以降にふるさと納税する予定だったのですが早々に米が規定量に達してしまいふるさと納税出来ませんでした。
米子市は私の調べた限りでは5,000円未満でふるさと納税特産品が貰える唯一の自治体なので最後の調整で外せない事が多いです。
ところで、今年はドタバタする年末にふるさと納税するのも大変なので6月迄に全て済ませていました。
その頃は知らなかったのですが、最近はふるさと納税で金券が貰える自治体もあるようです。
5,000円の寄付で2,000円分のクオカードをいただけるので、ふるさと納税の中ではかなり得な部類に入ります。
ピーチエアラインを利用する機会がある人は泉佐野市への寄付でポイントを頂けます。
そして、ふるさと納税は来年度から控除が倍額になる上に、確定申告も必要無くなる予定です。
しかしその一方で…。
ふるさと納税「お礼の品」金額表示の自粛要請へ : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
ふるさと納税の過熱化に対して政府からの自粛要請が入り、2015年は2014年と比べると地味な内容に収まりそうな予感です。とは言え、価格表記の自粛であり、金券などの自粛要請にとどまるので、私のような米を貰う人にはあまり関係が無さそうです。
ただ、大町市に関しては3月末までにふるさと納税したいと思ってますw
ふるさと納税を通じて確定申告をするようになり、税金に関してかなり勉強になりました。サラリーマンをしていると、どうしても税金に無頓着になりがちです。どういう風に税金が取られているのか分かっているのと分かっていのでは大違いです。税金に関して勉強していると色々な部分で得です。税金に限らず行政の救済的制度はちゃんと知っておくととても為になります。
特に株をやる上で、税金のルールを知っておく事は絶対に必要です。下手なテクニカル分析とか勉強する前に税金については必ず勉強しておきましょう。テクニカル分析を勉強しても儲かるかどうかはわかりませんが、税金について勉強していれば必ず儲かります(というか受け取れる利益が増えます)。