一番価値の有る有価証券は『日本銀行券』であるという意識をきちんと付ける
これ分かってない人は分かってないし、分かってる人は分かってると思います。
これを象徴する事柄を吉野家で経験したことがあります。
320円の牛丼を食べた時に、株主優待券300円分とジェフグルメカード500円分を出しました。
そしたら店員に『ジェフだけでいけますよ?』と言われたのです。
これは割とショックでした。つまり株主優待券を現金に変えることで本質的価値を上げているという感覚が無いということです。
ジェフグルメカードと優待券の併用で牛丼を食べれば480円の現金が戻って来ますが、ジェフグルメカードのみ利用だと180円のお釣りと300円の株主優待券が残ります。
賢明な方は既にお分かりだと思いますが、300円分の株主優待券よりも300円の現金の方が価値は高いです。優待券は吉野家でしか使えませんし、お釣りも出ません。
また商品券といて持っている間に利息が入る訳でもないので、価値はどんどん減損していきます。
そして商品券も市場価格では一枚270円程度です。
なので、商品券で買い物が出来る際にはなるべく商品券を使い、更に長く持つべきではありません。
この考え方を無意識化で出来るようにしましょう。
貯蓄をする上でとても大切な感覚です。